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【Microsoft】”Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版をリリース

  • 2014/06/04
  • Masahiro

Microsoft が、統合開発環境ツール “Visual Studio” の次期バージョンとなる “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版のリリースを開始しています。

なお、“Visual Studio “14”” は開発コード ネームとなり、正式な製品名は 2014 年後半に決定され、2015 年中に製品版のリリースを行う予定となっています。

※ CTP(Community Technology Previews)版はテストとフィードバックを目的とした初期のビルドとなるため、英語のみでの提供となるほか、”Visual Studio 2013″ などのインストールされた既存環境ではなく、テスト環境を用意して試すことを推奨しています。

“Visual Studio “14”” について

  • 本日、”Visual Studio” の次期バージョン(開発コード ネーム:“Visual Studio “14””)の最初の CTP(Community Technology Previews)版のリリースを開始しました。
  • この初期ビルドでは “Visual Studio” のコミュニティからのフィードバックとテストを行うことに重点をおいています。
  • なお、“Visual Studio “14”” は、2015 年中には利用できるようになる可能性が高く、プレビュー版と最終的な製品名は 2014 年後半にも発表される予定です。
  • また、“Visual Studio “14”” は初期ビルドとなるため、インストールを行う場合は以前のバージョンの “Visual Studio” がインストールされていないテスト環境において行ってください。
  • 今回の初となる “Visual Studio “14”” (Community Technology Previews)版では、新機能と既知の問題について確認できます。
  • この 3 ヶ月の間には、”Roslyn” .NET コンパイラー プラットフォーム、ASP.NET vNext、Apache Cordova ツールなどの “Visual Studio “14”” の重要な部分となるテクノロジーが発表されてきました。
  • “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)1 では、“Visual Studio “14”” の一部となる新しい C++ 11 のサポートを行うなど “Visual Studio” 全体での改善が行われているほか、これらのツールの一部が含まれています。

.NET コンパイラー プラットフォーム(”Roslyn”)による C# と VB

  • “Visual Studio “14”” では、C# および VB のコンパイラーと IDE が “Roslyn” と呼ばれるオープン ソースの新しい .NET コンパイラー プラットフォーム上に構築されています。
  • このサービスとしてのオープン ソース コンパイラーが “Visual Studio “14”” の数多くの開発者向けの UX(ユーザー エクスペリエンス)を支えており、”ビルド(Build)”、”インテリセンス(IntelliSense)”、”リファクタリング(Refactoring)”、”CodeLens”、”デバッグ(Debug)” などの開発者が日々利用する多くの機能を提供します。
  • ほとんどのケースで UX(ユーザー エクスペリエンス)への変更はありませんが、新しいコンパイラー プラットフォームの一部として開発者の UX(ユーザー エクスペリエンス)全体にわたって多くの小さな改善が含まれています。
  • また、“Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版では、2 つの新しいコア リファクタリングを含む C# リファクタリング サポートが刷新されています。
  • ※ これには、2 つの新しいコア リファクタリング(”Inline Temporary Variable” と “Introduce Explaining Variable”)が含まれています。
  • さらに、”Visual Basic” のリファクタリング サポートも初めて追加されています。
  • “Visual Studio “14”” は、”NuGet” から提供される独自のアナライザーを持つ API もサポートしているため、入力中にコードの問題を検出し、.NET コンパイラー プラットフォームによる自動修正を提供します。
  • なお、新しい C# および VB に関する開発者向けの UX(ユーザー エクスペリエンス)については、C# Blog または Visual Basic Blog で確認できます。

ASP.NET vNext

  • 数週間前には、”ASP.NET vNEXT” とサーバー上の .NET の将来計画を発表しています。
  • “ASP.NET vNEXT” では、クラウドとサーバーの両方向けに設計されており、SxS インストール オプションを提供し、モジュール式で高度に設定できるフレームワークと Web スタックにより、開発者の生産性の向上に大幅に寄与します。
  • “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版では、”ASP.NET vNEXT” の “Visual Studio” のツール体験をいち早く利用できます。
  • また、ASP.NET 4.5 Web アプリケーション テンプレートだけでなく、”ASP.NET vNext” をターゲットにした新しいテンプレートも含まれています。
  • なお、“Visual Studio “14”” とともに提供される .NET の次期バージョンには “ASP.NET vNext” のほか、[Microsoft Store(旧称:Windows ストア)] アプリケーション向けの .NET Native、次世代の “JIT”、”Roslyn” コンパイラなど、ここ数カ月でプレビューした多くの新しい .NET テクノロジーが含まれています。
  • “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版の “ASP.NET vNext” の詳細については、.NET Web Development and Tools Blog で確認できます。

C++ 11/C++ 14

  • “Visual C++” コンパイラの標準準拠を引き続き推進しています。
  • “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版には、”C++ 11″ からのユーザー定義リテラル、noexcept、alignof、alignas、継承コントラクタ、”C++ 14″ からのラムダ キャプチャー、通常関数の戻り値型推論、ジェネリック ラムダのサポートに加えて、多くの新しい C++ 機能が含まれています。
  • これは、2013 年に示した C++ 11 と C++ 14 の標準準拠に向けたロードマップに続くものとなり、将来の “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版に向けて現在取り組んでいる機能の最新版となります。
  • なお、“Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版には、デバッグ、ライブラリ、IDE の生産性に関する新機能も含まれています。
  • “Visual Studio “14”” の CTP(Community Technology Previews)版における C++ の改良点については C# Blog で詳細を確認できます。

“Visual Studio “14”” の概要

  • この “Visual Studio “14”” の早期プレビュー版は “Visual Studio” と .NET の次期バージョンに関連するフィードバックを収集する機会となります。
  • CTP(Community Technology Previews)版をインストールした開発者ユーザーには、Connect Web サイトまたは、Visual Studio IDE の Send – a – Smile でフィードバックを共有することを推奨します。

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