OS X 10.8 Mountain Lion

【OS X】Mac のスリープの仕組み

トラブルシューティング(macOS、OS X)
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OS X 10.8 Mountain Lion

 
 Mac のスリープモードの仕組みをみてみます。実は、Mac のスリープモードは、2段階で構成されています。ただし、ユーザーがスリープモードを細かく選択できるというわけではなく、「OS X」のシステム自体が自動で行なってくれるものになっています。
 

1.スリープモード

 
 Mac はスリープモードになると、RAM(メモリー)には電力供給が行われている状態になっています。スリープモードに移行した時点までの RAM(メモリー)が保存していた内容は、Mac が復帰時にはスリープ前の保存した状態を維持したままで復帰します。
 
 ※ スリープモードになると電力消費を大幅に抑えることができますが、搭載されている RAM(メモリー)の容量が大きいほど消費電力は増えます。
 
 また、スリープモードが長時間になると作業中のメモリの内容を HDD 内に書き出して、電力を使ってメモリ内にデータを保存しない「ディープスリープ」へ移行します。
 
 ※ スリープの移行や復帰が HDD へ移行するので再開時がスリープモードと比較して遅くなります。
 

1.全ての Mac で起きること

 

  • CPU:低電力モードへ移行
  • ディスプレイ:ビデオ出力信号が停止
  •        ディスプレイがオフもしくはアイドルモードになる
  • HDD:回転が停止する

 

 

2.Laptop タイプの Mac で起きること

 

  • Ethernet ポート:オフ
  • 拡張カードスロット:オフ
  • 内蔵モデム:オフ
  • AirMac カード:オフ
  • USB ポート:外付けキーボードの電源キーのみに反応
  • 光学式メディアドライブ:回転が停止
  • オーディオ入力/出力:オフ
  • キーボードのバックライド機能:オフ

 
※ Laptop の Mac では、スリープモードになるとネットワーク接続が切断されます。ただし、「設定」>「省エネルギー」>「ネットワークアクセスによってスリープを解除」が有効 になっている場合は、スリープモードが解除されます。ファイル共有などの使用やインターネット接続を防ぐには、コンピュータを手動でスリープにせず、「コンピュータのスリープ」>「しない」に設定します。
 

 
 ※ 外付けキーボードを使って Laptop タイプの Mac のスリープモードを解除する場合は、キーボードの電源キーや内蔵キーボードの任意のキーを押します。「省エネルギーモード」で、Laptop タイプの Mac のスリープモードを解除するには、外付けキーボードの電源キーを押す必要があります。コンピュータが完全にスリープせず、ハードドライブの回転が落ち、ディスプレイが暗くなっているだけのアイドルモードの場合は、任意のキーを押すと、スリープモードが「解除」されます。
 

関連リンク

 

 


 

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